想定しているお悩み事項

新規事業にチャレンジする風土を作りたいが、新規事業に関する基本的な知識が社員に足りない。

新規事業のビジネスプランコンテストを行いたいが、アイデアをビジネスプランにする方法がわからない。

後継経営者、経営幹部候補、有望な若手に、早い段階でビジネス全体の知識を持たせたいがどのような研修体系が良いかに悩んでいる。

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新規事業担当者の育成にまつわる代表的な課題

新規事業に必要な知識の速習

新規事業の立ち上げは、様々な専門性を持った人々構成で行うべきです。それぞれの得意分野を活かしての活躍が見込める一方で、新規事業においては総合的なビジネス知識をある程度共有しておかなければ、必要な共通言語を持った対話が出来ません。チーム結成時や新メンバーの増員などがあった場合に、新規事業開発に関わるメンバーに必要な知識を速習的に受講する必要があります。

事業計画書に書くべき内容を定義

全社でビジネスプランコンテストを行う企業が多くありますが、そのビジネスアイデアを事業計画書に落とし込んだ経験のある人はどれくらい社内にいるでしょう。役員の前などでプレゼンテーションをした経験のある人はどれくらいいるでしょう。ビジネスプランコンテストの最大のネックは、やったことがないからという理由でビジネスアイデアが出てこないことです。最初に新規事業の全体像をつかむことで、アイデアを出し事業計画書を作成することに不安がなくなれば、様々なところから手が挙がるようになってきます。ビジネスプランコンテストの成功のために、まずはアイデアを出した人が事業計画書を作れるレベルまで持っていく必要があります。

後継者・幹部候補が行う新規事業

後継経営者や幹部候補にビジネス全体を見通せるリテラシーを持たせる為に、新規事業にチャレンジするのは最善の一手の一つです。新規事業の立ち上げを経験した上で、既存事業にジョインすれば、自信を持って様々な意思決定や指示が行えるようになります。とは言え、新規事業を成功させるのは簡単なことではありません。まず、セオリーをしっかり学んだ上で慎重を期し、可能であれば伴走者を付ける形で成功を収めるようにしなければならないでしょう。

新規事業担当者育成ワークショップの特徴

新規事業担当者に必須の知識と実務を速習

① メーカーと販売代理店 双方の立場を理解
② 営業の現場感覚と ロジカルなセオリー
③ 戦略策定ワークショップ
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経験に基づくセオリーの徹底解説

① リアルコネクトの新規事業担当者育成ワークショップでは、ビジネスのセオリーを一通りしっかりと学習できます。企業内での新規事業の立ち上げは、起業の経営計画と中期経営計画の双方の性質を持つハイレベルの内容ですから、経験のない人はしっかりと学ばなければなりません。社内・社外のステイクホルダーに対し適切なプレゼンテーションと数多くの説得をするためには、理論とリアルの双方の経験が必要です。双方をバランスよくコンテンツやワークとして盛り込み、理論的でわかりやすく、かつ実践的なファシリテーションを行えるのは、類まれな双方の経験を代表の小倉がしてきたからと言えます。

事業計画書に生命を吹き込む

企業内新規事業の事業計画書の作成を講師として承るに当たって、2つの絶対に必要な経験を有しています。1つめは企業内で新規事業を立ち上げた経験、もう1つは数多くの事業計画書自体を作成したり、閲覧したりする経験です。企業内で新規事業の立ち上げに携わってきた経験はもとより、中小企業診断士として数多くの事業計画書の作成に携わったり、補助金の申請に伴う事業計画書の審査をしたりしています。また、ビジネスプランコンテストの事業計画書作成サポートのコンサルティングも長く携わらせて頂いていますので、机上論ではないリアルに説得のできる事業計画書の作成ワークショップをご提供します。

後継経営者の悩みをともに解決

① 後継経営者の為の経営塾を金融機関の融資先の為に承っており、非常に好評を博しリピートとなっています。その内容は経営戦略の検討を「新規事業を題材に」作ってみましょうという内容です。現在、先代経営者がいる状況の中での既存事業における経営戦略の検討となると自らの采配にリアリティをもたせるのは難しくなりますが、新規事業であれば自分の考え一つです。数多くの後継経営者のサポートをしてきたからこそできるワークショップ内容と考えていただいて差し支えありません。

新規事業担当者育成ワークショップのプログラム

研修の目標

  • 新規事業担当者に対して、新規事業開発を行うに際して必要十分な内容を習得してもらう。
  • 新規事業担当者が、各ステイクホルダーに対して事業計画を元にコミュニケーションやプレゼンテーションを行えるようになる。
  • 後継経営者や幹部候補等に事業の立ち上げからのシミュレーションを体験してもらう。

研修対象

▶︎ 新規事業担当者全般(管理職~担当者まで)
▶︎ 後継経営者・幹部候補

想定される研修期間

▶︎ ワークショップ形式で標準日数2日程度(コンサルティングと融合した場合は半年程度の長丁場になります。)

サンプルプログラム

(注)クライアントを取り巻く環境や現状の問題点などをヒアリングした上でプログラムを作成いたしますので、あくまでも標準となるプログラムと捉えてください。

1日目

テーマ 項目
イントロダクション 自己紹介・目的・ゴールの共有
第1講
新規ビジネス立ち上げ概論
1. 新規事業の定義と立ち上げの方法の分類
2. 新規事業の多くが失敗している理由
3. 19個の事業計画書に盛り込みたい事項
第2講
既存シナジーと多角化戦略の優劣
1. アンゾフのマトリックスから考えるシナジー
2. 戦略ドメインから考えるシナジー
3. リューチェーンから考えるシナジー
4. どのシナジーをどのように活かすのか?
第3講
事業のコンセプトを創る
1. 新規事業の理念とビジョンの合意が第一歩
2. ビジネストレンドと情報収集
3. 他者のビジネス戦略に発想を借りに行く
4. 仮説のマネジメント
第4講
マーケティングとモノコト変換思考
1. 顧客は誰で、どんな視点で考え、何を価値と捉えているのか
2. 顧客価値をコトと捉える
3. 貴社の既存事業のコト化とそのシーン
4. 戦略ターゲットを更に更に絞り込む
コンクルージョン 自己紹介・目的・ゴールの共有

2日目

テーマ 項目
イントロダクション 自己紹介・目的・ゴールの共有
第5講
ビジネスモデルをしっかりと作りこむ
1. ビジネスモデルの作成法とその手順
2. ビジネスモデルを思考する9つの視点
3. 儲けのポイントをずらすという思考
4. ビジネスモデルを成り立たせる4要素
5. 例で紐解くビジネスモデル・イノベーション
第6講
事業計画書作成の要諦
1. 新規事業に適した事業計画書のまとめ方
2. プロジェクト実施の判断をするための項目
3. 事業計画書は誰に対して作るのか
4. 事業計画書の全貌を再び俯瞰する
第7講
メンバー管理・設備投資・資金計画の注意点
1. 新規事業に際して最も重要な人事管理の盲点
2. 全資金計画を作成する際に絶対に考えなければならない2点
3. 資金計画はROI(投資対効果)だけでよいのか
4. 用語として知っておきたい財務の考え方(IRR・NPV等)
第8講
新規事業のプロジェクトマネジメント
1. WBS・ガントチャート・クリティカルパス
2. 新規事業での営業方法-既存の営業活動との違いと営業計画のマネジメント方法
3. 新規事業プロジェクトマネジメントの大きな特徴
4. 撤退のマネジメント ― 撤退基準をどのように設定するか
コンクルージョン まとめ