【日々雑感】『劇場型セミナー講師』で行こう!


2017年06月26日 (月)

2015年4月にFacebook休止宣言を行って、2年以上の月日が流れました。当時、最高400程度のいいね!を頂ける程度に没頭していたFacebookでしたが、一旦休止し一般的な露出を極力絞っていたのです。

が、このたび出戻りすることにしました。

そもそも何故Facebookを辞めたのか。2年前に書いた2015年4月3日のウォールには、こう書いてあります。

「ちょっと本格的にやらないといけないことが有りまして、Facebookは一旦休止することにしました。」

はい、本格的にやらないといけないことがあったのです。それはコンサルタント・研修講師としての自分のアイデンティティとコンテンツ作りでした。

2013年4月に独立起業してから、それこそ何もない状況の中からそれまでの知り合いを通じて頂ける仕事をひたすら懸命にこなして2年が経ちました。その当時にお仕事を下さっていた方々には今でも頭が上がりません。

しかし一方で、2年の中で、果たして自分のアイデンティティとコンテンツは蓄積されたのだろうか?と考えました。言い換えると、頂ける仕事をこなす形ではなく、自ら発信ができるキラーコンテンツは出来たのか?ということへの疑問があったのです。

先のブログで、中小企業診断士の高付加価値化について提言をしました。そこに書いてある通り、自らのキラーコンテンツのパッケージ化を行わないといけない、と2年前のFacebookを止めた当時から考えていたのです。

FacebookやTwitter等のSNSは情報を発信したり、吸収したりするツールです。かつて僕も、自分の日常を発信することについては結構楽しんでいました。

一方で、専門家としての自分を発信するだけのコンテンツが全く足りないことに気づいたのです。発信するツールはあるが、コンテンツが少なすぎる。非常にバランスの悪い状態になっていました。

そこで個人の日常を発信するだけのSNSの活用はいったん止めよう。そして、堂々と発信できる専門家としての自分のアイデンティティとコンテンツを作り上げよう。その上で、発信をする立場に自分のポジションを取り直そう。

そう考えてFacebookを止めました。

さてさらに2年経った今、法人営業研修としても提案できる良いコンテンツが確立出来ました。また、新規事業のワークショップも結果にコミットする内容のものが出来ました。大手企業への導入に耐えられることも、すでに様々な場面で実証してきました。

中小企業診断士としての診断実績も両手両足で余るくらいに出来ましたし、「かながわコンテンツ創造研究所(通称:かなコン)」という自分が主催する勉強会と、そこに集ってくれる30人を超える仲間達が出来ました。

少しは自信をもって「専門家として世の中に役に立つ情報や思想や方法論を発信して行けるかな?」と考えたのが出戻りの理由です。

一方で、今のところ、やはり「本」を書く予定はありません。「本」はこちらから頭を下げて書かせてくださいとお願いをするモノではありません。「本」は書いてくださいとお願いされて書くモノと、今の僕は考えています。

なぜならば、既に仕事にありつくために書籍を出版するというフェーズに僕がいないからです。ありがたい話、「本」はなくとも、素敵なクライアントの皆様からたくさんのお仕事のオファーを頂けています。それだけ自信をもってご提案できるコンテンツがあるからです。

現代はいくらでも個人として情報発信・思想発信をするツールがあります。質の高い情報と思想と方法論を発信し続けていれば、いつか「本」を書いてくださいというオファーも来るでしょう。その時までには、もっと僕自身の生み出したコンテンツの有用性と成功実績が語れることと考えます。

それまでは、ネットの社会でのみ発信をし、「セミナールーム」・「研修会場」の中でのみ、『ライブ』を楽しんで頂ける『劇場型セミナー講師』として頑張っていきます。

また別の場で、この2年間を振り返るブログなども書いていこうと思っています。「かながわコンテンツ創造研究所(通称:かなコン)」って何なのかとか、どんな診断をやってきたのかとか、守秘義務は守りながらもいろいろとお伝えできる内容を蓄積していますよ。もがき苦しんだ起業秘話等もお話しできるでしょう。ぜひお楽しみに!

もちろん、研修やセミナーのコンテンツを知りたい方は、是非弊社のホームページを隅々までご覧ください。何かお役に立てる場があるかもしれません。

それでは、また皆さんとSNSの場で交流できればと思います!!

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